『徳持耕一郎 鉄筋彫刻作品展』@東京大丸を楽しんできた。素材が鉄といえども、その柔らかなジャズメンたちはいまにも踊り出しそう。
音楽を奏でる人の表情はいい。♪いろいろあってもこれが人生さ~♪というかれらの心意気が伝わってきた。
徳持さんは銅版画家でもあるので、そのエッチングや銅版画とのコラボがまた楽しい。静(銅)と動(鉄)の対比だ。たまたま耳から聴いていた♪ビルエヴァンスやアートペッパーにも対面するとは。
鳥取砂丘に置いた作品の写真が素晴らしい。大自然の中にそれは現存していたかのようだ。
芸術に触れる時間を、出来れば週に一度独りきりで持つ=「アーティスト・デート!」久しぶりに堪能。こういう時間は意識して作らないと、日々流されて過ぎていってしまう。ものづくりに必要なのは、アウトプット以上にホンモノに触れるというインプットの時間なのだけど。