Bunkamuraで開催されていた『アンドリュー・ワイエス~創造への道程~』へ駆け込んだ。1995年にも同じ場所で開催された折に見ている。ワイエスは今91歳で健在だ。いまでも魂にエネルギーが舞い降りて、創作しているという。
テンペラ画が有名だが、今回は水彩画とその習作が圧巻だ。アメリカの原風景とも言われる素朴な荒涼とした風景の中にそこにある過酷だが精神的に豊かな生活をかいま見ることができる。
彼の描く水墨画のような世界に一滴おかれている藍色(むこうではインクブルーなのでしょうが、日本の藍の色)がステキだ。有名なこの絵は来ていなかったのだが、その挿話を知ることができた。
東京は終わったが、全国をまわるはずです。お近くで見られる方は、是非~♪
もの作りのためには、インプットが大切。なかなか美術館にも行けない日々を大いに反省。