あじさいの季節だ。うっとうしい梅雨を爽やかに乗り切るために、この花は在るのではないか?とまで思える。雨にぬれた姿もまた格別に美しい。
昔は「あずさい」と呼んだらしい。「あず」は集まること、「さ」は真、「い」は藍を省略したもので「集真藍」。真の藍色の花たちが集まるからとは・・・なんて、うつくしい表現でしょうか。でも今の漢字は紫陽花。なぜ「紫の陽の花」になったのかしら。こちらもステキですが。
庭の紫陽花の株がいつのまにか大きくなり生い茂っている。ピンク色や濃い紫の花も植えたつもりだが・・・。なんとなく、年々ブルー系が増えていくようだ。土によって花の色が変わる、どうしてもブルーが優勢らしく、植えたピンク系が翌年にはブルーに・・・なんてこともあるのが悩ましい(笑)。。。いずれにしても、あと1ヶ月近く楽しめるのはウレシイ。
毎年、土用の丑の日の前日に花を取って半紙につつんで家の中につるし、その後乾燥した花びらを一年間お財布に入れている。古来からの迷信だが、とりあえず「お金に困らない」ということです(笑)。(お金は増えないみたいだけど・・・)お試しください。